薪作りって楽しそう!
自然に触れ合うアウトドアな趣味で素敵!
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかし実際に寒冷地(11月から4月まで稼働)で薪ストーブを毎年運用する分の薪となるとかなりの量が必要になります。
すべて自給自足となると作業量もかなり多くなります。
木の入手先
- 山を買って伐採する
- 果樹園農家や林業をしている人に貰う
- 市町村の河川から切った不要木の募集で貰う
私は知人や仕事のつながりで林業をされている方や果樹農家の方より木を頂いています。
「伐採木 無料配布 ○○県」で検索すると自治体のHPに情報が載っていますよ。
薪作りの手順
- 原木を切り出す(軽トラックの場合、荷台に長さ190cmまで積載可)
- 現場から作業場まで原木を運び出す
- 適した長さに玉切りする(30~40cm)
- 割る(伐採後なるべく早く割ったほうが乾燥が進む)
- 乾燥させる(1~2年)
大きくこの5つです。
効率良く薪作りをするためには良い道具が必要です!
この記事では会社員をしながら毎年1人で原木から1年分の薪を作り出す筆者が
『薪作り初心者が揃えるべき道具』を紹介します。
チェーンソー
原木の切り出しや、最適な長さに玉切りするために必要なのがチェーンソーです。
ノコギリでは効率が悪すぎます。一生筋トレのようにノコギリを振り続けたい人にはお勧めです。
チェーンソーってなんか危なそう、取り扱いが難しそうと思われがちですが、安全のための防護服やヘルメット等のグッズもあり、安全に取り扱う知識を身に着ければ初心者でも安心して使えます。
チェーンソーの種類にはエンジン式、電動式の2種類があります。
ガイドバーの長さ、ガイドバーの形状、排気量によって選ばれています。
よほど太い木が無い限りは小型のモデルで十分作業できます。
燃料となるガソリンとオイル、チェーンを摩擦から守るチェーンオイルがあればチェーンソーが使えます。ガソリンはスタンドで携行缶に入れてもらいましょう。
軽トラック
木の運搬には軽トラックがおすすめです。
- 小回りが利く(原木を積み込む現場は山で狭い道であることが多い)
- ボディーに傷がついても気にならない
- 木の臭いや虫が運転席に入ってこない(木には虫がつきものです)
- 維持費が安い(税金、タイヤ等が安い)
新車での販売はスズキのキャリイトラックとダイハツのハイゼットトラックの2車種のみです。購入費が安い中古車でも十分使えますが初度登録より13年を超えた車は自動車税と車検時の重量税が高くなりますので注意が必要です。
斧or薪割り機
薪を割るための斧です。薪割り機があると格段に効率が良くなります。樹種や木の部位によっては割れにくい物もありますがほとんどの木は斧で割ることができます。
ある程度の性能の薪割り機があると作業効率が30倍くらいになります。
手動タイプ
電動タイプ
エンジンタイプ
があり、手動は安いが遅い。
電動タイプは電源ソースを用意するハードルがあり、パワーが弱め。
エンジンタイプは軽油で動き、パワーもスピードもあるが値段が高い。
地域によってはレンタルもあるようです。
薪棚
割った薪は乾燥が必要ですが雨や雪、地面からの湿気に接している木はカビや虫の脅威にさらされ続けてしまいます。
キレイで乾燥した薪を作るためには薪棚が不可欠です。
単管パイプや木材を購入して手作りする方法もありますが30分程で簡単に組み立てできる物が買えますのでそちらもお勧めです。コンクリートや防草シートの上に置くのがおすすめです。
あると便利な物
- 作業用手袋
お気に入りの手袋でモチベーションを高めましょう!
- 作業着
つなぎなら木くずや虫が服の中に入り込みにくいです。
お気に入りの作業着でモチベーションアップしましょう!
- チャップス
チェーンソーの刃から身を守るアイテムです。刃が当たると特殊な繊維が刃に絡み、大けがを防いでくれます。
- 安全靴
重い木がつま先に転がってくることによるけがを防ぎます。
まとめ
使いやすい道具とお気に入りのウェアが揃えば薪作りのモチベーションも高まるでしょう。安全第一で薪作りを楽しんでください!
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